医院名 |
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ノムラ泌尿器科整形外科 |
理事長兼院長 |
野村 耕三 |
副院長 |
野村 悠一郎 |
住所 |
〒753-0012 山口県山口市青葉台3-32(旧 宮野下) |
診療科目 |
泌尿器科・整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科 |
電話番号 |
083-933-0011 |
当院での診療についての詳細なご案内です。
泌尿器科は性器のイメージが強いかもしれませんが、腎臓・尿管・膀胱・尿道・前立腺など主に尿を司りますが多岐にわたります。
年齢や性別を問わず広く診療します。女性もお気軽にご相談ください。
軽度の病気からがんなどの病気が潜んでいる可能性があります。
少しおかしいかな?と思ったら、なかなか相談しにくいお悩みもお気軽にご相談ください。
膀胱炎がもっとも一般的です。頻尿、血尿、排尿時の痛みが特徴的な症状です。高熱や倦怠感などの全身症状、背部痛などを伴う場合には腎盂腎炎を併発している可能性もあり、重症化するリスクもありますので、入院の必要になる場合があります。
その他に前立腺炎や尿道炎(性病の可能性も)があります。
尿道炎は、クラミジア性尿道炎、淋菌性尿道炎などの性感染症が原因であることが多いので注意が必要です。また、尿道結石、間質性膀胱炎、膀胱や尿道の悪性腫瘍などの特殊な疾患が排尿時痛に関与することもあります。
過活動膀胱、残尿(排尿後にも膀胱の中に尿が残ること)、多尿(尿量が多いこと)、尿路感染・炎症、腫瘍、心因性などが原因として挙げられます。
原因を診断し、その治療を行います。
尿意切迫感を必須とした症状症候群であり、通常、頻尿、夜間頻尿を伴うが、尿失禁の有無は問わないと定義されます。
年齢とともに増えて、40才以上の男女では10人に1人と推定されています。
脳や脊髄などの神経が原因で膀胱のコントロールが効かなくなる場合、前立腺肥大症による排尿障害のために膀胱が過敏になる場合、などがありますが、加齢による老化現象として起こったり、原因が不明(明らかな基礎疾患がない)の場合もあります。また、尿が間に合わずにもれてしまうこともあります(切迫性尿失禁)
問診、質問紙表、エコーなどで診断します。
専門的には4つに分類されます。
切迫性尿失禁トイレに間に合わないで表現される尿失禁は切迫性尿失禁と言われ、薬物療法が奏効する場合が多いのもこのタイプです。
腹圧性尿失禁は名前の通り、くしゃみなどでお腹に力が入った時に尿が漏れます。
薬物療法と理学療法がありますが、重症の場合は手術が必要な場合もあります。
溢流性尿失禁は尿を出したいのに一気に出せないで、膀胱が緊満し尿が少しずつ漏れ出てしまう失禁です。尿が出にくくなる排尿障害が必ず前提にあります。早めに治療をしないと膀胱や腎臓を傷める結果となります。
機能性尿失禁
排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこる尿失禁です。
目で見てわかる肉眼的血尿と検診などの検尿で指摘される顕微鏡的血尿があります。
原因としては、結石、膀胱炎などの炎症、腎臓の内科的な病気、悪性腫瘍など様々なものがあります。検尿、エコー、レントゲン、尿細胞診などで診断します。
中でも肉眼的血尿は悪性腫瘍が隠れている場合があるので注意が必要です。
背中・下腹部・陰部などの強い痛みや、血尿・発熱・嘔気なども伴うことがあります。
女性で下着に血が付く。おしっこの出口が少し傷むなどの症状。
女性で陰部から何か出ている感じがしたりします。
前立腺は、膀胱の出口にある男性特有の臓器で、その役割は精液の一部を作ることです。主な病気は前立腺癌、前立腺肥大症、前立腺炎です。
前立腺癌 初期に症状はありません。男性の罹患する癌で1位となってます。PSAは早期発見にもつながる有用なマーカーです。ただし前立腺肥大症や前立腺炎でも上昇する場合があるので見極めが必要です。また、機械的な刺激でも軽度上昇する場合があります。
65歳前に前立腺がんを診断された家族(父親、兄弟)がいる場合は高リスクとなるため、40歳からPSA検査を受けることが推奨されます。その他の方は45歳~50歳で測定して基礎値を知ることが肝要です。
症状としては尿勢低下、頻尿、残尿感、尿意切迫感などがあります。
エコーで前立腺の大きさを測定したり、尿の勢いを測る検査(ウロフロメトリー)をします。治療は薬物療法が中心ですが、高度の前立腺肥大や治療抵抗性の場合は手術も必要になります。
前立腺炎は尿道から侵入した細菌によって起こる細菌性前立腺炎と非細菌性前立腺炎があり、頻尿、会陰部(陰嚢と肛門の間の部位)や下腹部の不快感や痛みなど多彩な症状があります。
治療は薬物治療と生活指導になりますが、慢性化しやすいのが難点です。
尿が出にくい・勢いが弱い・排尿をするのに時間がかかる。
①前立腺肥大による尿の通過障害
②神経因性膀胱など(糖尿病、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、子宮癌や直腸癌の術後による神経の障害)による膀胱の収縮障害
その他にメタボリックシンドロームによる膀胱の血流障害、加齢による影響もあります。
ヒトの胎盤を原料に生成された製剤で、10数種のアミノ酸に加えタンパク質、脂質、糖質などの三大栄養素の他、身体の働きを整えるビタミン・ミネラル・核酸・酵素などの生理活性成分、細胞の新陳代謝を促す成長因子が含まれています。
個人差はあるものの、様々な効果を実感できます。また医学的に解明できていない漢方のような側面もあります。
(元々は更年期障害の治療や乳汁分泌不全の治療薬として開発された経緯がありますが、様々な治療薬としても応用されています。)
薬液の刺激は少ないので打った後の痛みは少ないです。
極まれに軽度のアレルギー反応を生じる場合はございます。
病気ではないのに、中高年男性で「なんとなく不調」「突然のほてりや発汗」などが続けば、男性更年期のトラブルかもしれません。男性にも、"性ホルモン"の低下やバランスの乱れが原因で生じます。
うつ病と考えられていた男性が、実はLOH症候群であった、またはうつ病とLOH症候群を合併している場合もあります。
問診や男性ホルモンの測定で診断します。
治療は男性ホルモンの補充が有効な場合があります。
極まれに肝機能障害や多血症(血液の粘稠度が増す)ことがあるので、血液検査を適宜施行しながら観察します。
全く勃起しない方から、性交渉の途中でペニスが縮んでしまう方まで、さまざまです。
(原因)加齢、糖尿病、肥満と運動不足、心血管疾患および高血圧、喫煙、テストステロン低下、慢性腎臓病と下部尿路症状、神経疾患、外傷および手術、心理的および精神疾患的要素、睡眠時無呼吸症候群など
*インターネットなどで販売されている薬は偽物や、有害な物質が含まれている可能性もありますので手を出さないほうが無難です。
原因となり得る疾患を治療しつつ、投薬で改善を試みます。
使用上の注意点がある薬剤であるため来院時に問診と注意事項を説明をさせていただきます。
頭痛や火照りを訴える方が時々いらっしゃいます。
心疾患、重度の肝機能障害などの基礎疾患のある方には処方できない場合があります。
当院で処方するデュタステリドはAGAに対して効果があることが医学的に証明されています。(デュタステリド、フィナステリド、ミノキシジルは医薬品であり、一般的な医学部外品と異なります。)
投薬により極まれに肝機能障害を生じる場合があり、またPSA(前立腺癌のマーカーの数値)が投薬により低めになるので投与開始前にPSA採血が必要です。(ネット通販だと測定しないので危険です。)